問題が起きたとき、相手を変えることばかり考えていないか?
相手を変えると自分が変わる
自分と相手との間に問題が起きる。
①「自分も相手も変わらない」
②「自分は変わらずに相手を変える」
③「自分は変わるが相手は変わらない」
④「自分も変わるし相手も変わる」(共に変わる)
「相手を変える」だけではなく「自分が変わる」や「共に変わる」という選択肢もあることに気付く。
例え話エピソード1
気持ちに余裕が無いときに相手の行動に腹が立ち、怒りをぶつけてしまった(相手を変えた)。
↓
休息を取って休むことで心に余裕が出来た。小さなことでは腹が立たないようになった(自分を変えた)。
例え話エピソード2
相手の失敗に腹が立ち、感情的に怒ってしまった(無理やり相手を変えた)。
↓
相手の失敗に腹が立ったので、すぐにその場から去った(自分を変えた)。
自分の気持ちが落ち着いてから、相手に失敗のことを伝えた(穏やかに相手を変えた)。
相手を変える方法
・相手に伝えて行動を変えてもらう。
・相手に感情をぶつけて行動を変える。
自分を変える方法
・そのことについて学ぶ。
・そのことについて知識を増やす。
・そのことについて深く考える。
・自分の対応を変える。
・自分の考え方を変える。
・自分の行動を変える。
・自分の価値観を変える。
他の選択肢を探す
・どちらか一方が変わるのではなく、話し合って落とし所を見つける。共に変わる。
・自分が60%変わる。相手が40%変わる。グラデーション。
・環境を変える。
・状況を変える。
・自分か相手のどちらか一方が変わる以外の、第3の選択肢を考えてみる。
・お金を払ってプロに問題を解決してもらう。
しんごメモ
・①の「自分も相手も変わらない」という選択肢では問題が解決しない。また同じ問題を繰り返すこともある。問題の先送り。問題を先送りにすることで解決することもある。
・相手との間に力関係があると、②や③のようにどちらかの立場の弱い人が変わる(動く)ことが多い。上下関係。
・対等な関係でも③を自らが選んで自分が変わることも出来る。
・相手を変えようとしても変わらないときは、自分の方が変わってみる。
・どちらか一方の負担になっていないか考える。
・どちらか一方が変わることで不満は残らないか考える。
・相手を変えることが目的ではなく問題が解決することが目的にしてみる。
・問題が起きたとき、100%自分が悪いということもないし、100%相手が悪いということもない。白黒思考。
・自責思考と他責思考。
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