「見れば分かるでしょ」と自分では思っていても相手には伝わらないこともある。ちゃんと言葉にして相手に伝える。
察してくれでは伝わらない言葉にして伝えるプロセス
①相手に伝えたいことがある。
②察して欲しいが相手には伝わらないこともある。
③自分の気持ちを言葉にして相手に伝える。
④自分の気持ちが相手に伝わる。
自分の気持ち、自分が思ったこと、自分が感じたこと、自分の考えていることを、ちゃんと言葉にして相手に伝える。
察してくれないことにより喧嘩になりがちなエピソード
相手が察してくれないと「なんで怒っているか分かる!?」や「見りゃ分かるだろ!?」のような言葉が出てしまいがち。
自分は忙しいのに相手はスマホをいじっていてる「ちょっと手伝ってよ!」と言うと、相手は「あ〜ごめん気づかなかった」と言う。その言葉にイラッとして、思わず「見れば分かるでしょ!」と言って不機嫌になってしまう。
私は洗濯物を干しているのに、相手はテレビを見ていて笑っている。手伝ってくれればいいのに手伝ってくれないと思う。不機嫌になって部屋から出る。相手は「なんで怒るんだよ、手伝ってくれと言ってくれればやったのに・・・」と思う。
自分も相手のことを察していないのかもしれない
相手が自分のことを察してくれないこと思う一方、自分も相手のことを察することが出来ていないのかも知れない。
相手はスマホで遊んでいるように見えるけど、仕事のクレームメールに対応していて忙しいのかも知れない。
頼みごとをしたのにやってくれない。今相手はすごく疲れていて、それが出来ない状態なのかもしれない。
まとめ
相手が自分の気持ちを分かってくれると思いがち、ちゃんと言葉にして伝える。
丁寧なコミュニケーションを心がける。
しんごメモ
・自分の気持ちを態度で表しても、相手には伝わらないことがある。
・察してもらえるときもあれば、察してもらえないときもある。
・気付いて欲しいが相手に伝わらないこともある。
・人は相手の心を読めるエスパーではないので、相手の考えていることは分からない。
・誰もがなんとなく分かっていることだけれど面倒なので怠っている。
・親しい間になるほど、なんで分かってくれないの?と思いがち。
・疲れているときはこれをやってしまいがち。
・受け取る側も相手の気持ちを察する力を付ける。
・助けてと言いづらい関係ではないか。
・自分が助けてと言えない雰囲気をつくっていないか。
・相手が伝えたい気持ちを言える環境をつくる(心理的安全地帯)。
・相手が伝えてきた言葉を素直に受け入れる。
・伝える側も相手に伝える力を付ける。
・相手に動いて欲しいのであれば、ただ言いたいことを言いたいように伝えるのではなく、相手が受け入れやすいように伝え方を工夫する。
・「伝える」と「伝わる」の違いについて考える。
・ネガティブな感情をぶつければ相手は動くかもしれないが最善の方法ではない。嫌々動いているだけかもしれない。
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